東京都の教育系大学に通う4年生にインタビュー!
今日はインタビューに協力してくれてありがとう!
今回インタビューするのは、私の高校生時代の友人Sです。(写真の左)友人Sは、東京都の国立大学の教育学部の4年生。陸上部でハードル走をしています。現在、教員採用試験を終えて部活に熱心な時期です。
そんな友人Sにインタビュー!

陸上を始めたきっかけ

ー陸上を始めたきっかけは?
友人S
おばあちゃんに勧められて陸上を始めました。おばあちゃんは(地域開催)駅伝の選手になってほしかったんだろうけど、私は短距離のハードル走選手です(笑)
ーハードル走を始めたきっかけは?
友人S
私が小学4年生のとき、ハードル走の先輩が、骨折していた時期を乗り越えて全国8番になったんです。それがかっこいいと思って始めました。
先生になりたい

ー先生になりたい理由は?
友人S
高校生の時に、同学年の陸上部女子たちで小さな事件が起こりまして。女子部長である私の責任だと思って、先生に泣きながら謝ったんです。そしたら、顧問の先生から「責任感があることはいいことだけど、もっと楽に生きなさい。」「責任感があるところも人柄も先生に向いてるから、お前は先生になると俺は思ってる」みたいな感じで言われたんです。”私は先生向いてるのか、先生いいじゃん”って思いました。
ーえっ。それで先生を目指してるんですか?
友人S
そうです。これがきっかけです。私の心が弱ってるときに、そうやって顧問の先生に見事に誘導されて今の大学に入りました(笑)そこから、大学で自分の夢を見つけたから、先生には本当に感謝しています。
ー現在の夢は?
友人S
小学校の先生です。来年小学校の学級担任として働くことになったので、そこで頑張ります!
ー(友人Sの学科は中高生の体育の教育免許を取れる)中学校じゃなくて?
友人S
小学生と関わるバイトがきっかけで小学校の教員がいいなと思いました。それと、中学校の先生みたいに土日を返上してまで部活動を見ていたら、自分のメンタルが保てないと思ったからです。(現在、部活動を外部の先生に委託していく動きがあるそうです。)
ーバイトは何をしているんですか?
友人S
リレーを教えています。私が体育科の先生として働いているから、バトンパスのコツやリレー練習を見ています。小学生の反応が分かりやすいんですよ。「これできた」「わからない」とか素直に言ってくれるから、かわいいです。
自分を幸せにできないと、子どもたちも幸せにできない。

ープライベートと仕事ならどっちを重視していますか?
友人S
プライベート。まず自分の機嫌をとって、プライベートを大事にしてから仕事も大事にできると思います。自分を幸せにできないと、子どもたちも幸せにできないから。自分のためにやっていることでも、結局は子供たちのためになると思います。
ー将来の仕事のために何をしていますか?
友人S
いろんな職業の人たちの話を聞いて、自分の知識を広げていきたいです。先生の中でも、社会人経験がある人は重宝されます。だから、プライベートは先生らしくない方が仕事に活きてくると思ってます。家族や友達とご飯を食べて話を聞くだけだから、息抜きにもなるし簡単にできます。
ー自分の子供はほしい?
友人S
2人以上欲しいです。たくさん喧嘩して、大きくなってほしい。自分の意見をはっきり言えるようになるから。
ー仕事を辞めるときに、それまでを振り返ってどんな人生が理想?
友人S
「あの先生のおかげで…」って私を覚えていてくれるような人生です。卒業した生徒と偶然再会したとき、相手がいい意味で私を覚えてくれてて、声をかけてくれたら嬉しいな。そんな生徒が数人いてくれたら悔いはありません。
―最後に、記事を見てくださっている方に向けて一言お願いします。
友人S
自分を信じてたくさん挑戦してください。それと、いろいろ失敗を通して経験を増やしてください。自分に正直になって、やりたいことをやりましょう!
友人Sへ!お忙しい中、お時間いただき誠にありがとうございました!
インタビューから考察

[資料1]
これは、スコアが高い単語を複数選び出し、その値に応じた大きさで図示しています。 単語の色は品詞の種類で異なっており、青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞、灰色が感動詞を表しています。

[資料2]
文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図です。出現数が多い単語ほど大きく、またの程度が強いほど太い線で描画されます。
一文(改行や「。」などで区切られた各文)の中に、単語のセットが一緒に出現するすることを共起といいます。
テキストマイニングの結果、資料1より”教員免許”,”教員採用試験”,”陸上部”,”プライベート”が大きく表示されています。今回インタビューで筆者が小学校教諭になりたい理由や陸上部に入る経緯について質問を行ったり、友人Sが”プライベートを大切にしたい”と答えたりした印象が強いため、テキストマイニングの結果と私の印象に残る内容と相違ありませんでした。また資料2からは、”陸上を始めるきっかけ”について話していた内容がたくさん共起しています。しかし、友人Sの顧問の先生に謝った話では”顧問”や”謝る”という単語が共起されていないことに、筆者は少し違和感を感じました。
筆者は自身の中学校や高校の先生が土日も生徒の部活動に付き合うこと多かったため、教員は仕事第一な人が多いイメージでした。でも、友人Sのように教員もプライベートを重視するような働き方に年々変わっていくと思います。また、友人Sの”自分を幸せにできないと、子どもたちも幸せにできない”という考えに筆者はハッとさせられました。筆者も自分自身を幸せにしていこうと思います。
最後に
今回の話を聞いて、筆者の中学生時代、担任の先生のイライラした表情や言動に嫌気を差した時期を思い出しました。自分の態度が周りに与える影響を考えることができる友人Sはきっといい先生になると思います。私自身も家族や友人など大切な人たちに、一緒にいることで楽しい雰囲気や幸せを感じてもらえる人になりたいと思いました。
以上!この記事を読んでいただきありがとうございました!